歯周病の進行の解説

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歯周病の進行（歯肉炎から歯槽膿漏）

• ＜Ａ子＞
  「私も、歯槽膿漏に進行しないようにするには、どうしたらよいのですか？」

• ＜歯科医＞
  「原因となる歯石や歯垢をきちんと除去し、その後歯垢が付かないようにきちんと自己管理をすることです。」
  「歯に歯垢や歯石がついたままでいると、歯周ポケットから細菌が進入し、歯周炎から歯槽膿漏へと歯周病は進行していきます。歯周病が進むと歯周ポケットが深くなり、歯垢や歯石を除去しても、すでに深い歯周ポケットに細菌が侵入しているため、歯周病の進行を止めることは困難になります。」
  「歯槽膿漏が進行すると、歯の周りの歯槽骨がほとんど破壊され（無くなり）、歯がグラグラでかむことが出来なくなり、最終的には、自然に抜けてしまします。」
  「しかし、自然に抜ける前に腫れや痛みが出て、かむことも困難になるため、歯科医院で抜くことが多いでしょう。破壊された歯槽骨は自然には元に戻りませんが、歯を抜くことで細菌の歯槽骨への侵入が遮断されますので、歯槽骨の破壊は落ち着きます。自然に抜けるまで、待たずに、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。」

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