歯槽膿漏が進行した歯槽骨の解説
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歯槽膿漏が進行した歯槽骨
レントゲンで見る歯槽膿漏が進行した歯槽骨
- <歯科医>
「中度から重度に歯槽膿漏が進行した方のレントゲン写真です。」
「ほとんどの歯が顎骨の中に、半分以下しか埋まっていないのが分かりますか?特に奥の歯の周りにはほとんど顎骨が無く、歯根の先の方だけがかろうじて骨にくっついています。この状態は、釘の先をほんの少しだけ板に打ち込んだ状態と同じですので、触るとグラグラ動いてしまい、しっかりとかむことはできません。」
「これは、歯が顎骨から浮き上がってきたのではありません。歯槽膿漏になり、細菌によって歯の周りの骨が破壊され(溶かされ)てしまい、無くなってしまっているのです。」
「無くなってしまった顎骨は、自然に元に戻ることはありませんので、ここまで進行すると、歯を抜いて人工歯を入れることになります。」
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