インプラント治療の流れの解説

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インプラント治療の流れ

インプラントに関する動画

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インプラント治療の流れ
インプラント治療で一般的な「二回法」の簡単な流れを説明します。

・カウンセリング、精密検査
まずは医師とカウンセリングを行います。
その後、レントゲン撮影や咬み合わせなど、綿密に検査をします。
歯周病などがあれば、治療をします。

・第一次手術
ドリルで骨に穴をあけ、インプラント体を埋め込みます。
その後、歯茎を閉じて、インプラント体と骨が結合するのを待ちます。

・治癒期間
2か月から6か月、定期検診をしながら様子を見ます。

・第二次手術
結合したら、埋めていたインプラント体の表面を掘り起こし、アバットメントを取り付けます。
歯の状態などをチェックし、最終的な義歯部分(上部構造)を作ります。

・最終治療
数週間後、作った上部構造を取り付けて完成です。

※治療後も定期的なメンテナンスが必要となります。


治療の流れ

治療の流れ

※診断に時間のかかるケースや予約が混み合っている場合には、初診時ではなく2回目のご来院時に治療方法や治療期間についての説明およびお見積り書の発行を行わせて頂く場合もございますのでご了承ください。

治療期間の短縮のため、通常はインプラント埋入手術と同時に骨の量を増やす手術を行いますが、状態によっては骨の量を増やす手術を行い、骨の量が増えてからインプラント埋入手術を行うこともあります。

治療期間の短縮のため、通常は抜歯と同時にインプラント埋入手術を行いますが、状態によっては抜歯を行い、骨の量が回復してからインプラント埋入手術を行うこともあります。

初診(カウンセリング・通常検査・CT検査・診断・治療方法の説明・お見積り書の発行)

患者様に最適なインプラント治療を受けて頂くために、当クリニックではカウンセリングを重視しております。患者様のお悩みやご要望を伺い、諸検査を行った後、30分~2時間の時間をかけて治療方法や治療期間などについてわかりやすく丁寧に説明致します。

カウンセリングを行った後、インプラント治療に適しているかどうかを診断するため、患者様の模型(歯型)採得・口腔内写真撮影・レントゲン写真撮影・CT写真撮影などの諸検査を行い、資料採得を行わせて頂きます。諸検査が終了した後、歯科医師が診断を行い(骨の量などの計測を行わなくてはならないため、診断には多少のお時間がかかります)、その後、患者様に治療方法や治療期間についての説明を受けて頂きます。治療についての説明が終了した後、治療費用に関しても治療方法ごとのお見積り書を発行し説明をさせて頂いております。

CT撮影

CT撮影

インプラント治療は、患者様の骨の状態を正確に把握する必要があります。当クリニックでインプラント治療を受けられる方は、必ずCT写真を撮っていただいております。

CT診断の必要性


骨量を増やす手術 ※必要な場合

診査・診断の結果、骨の量を増やさないとインプラント治療ができないこともあります。
インプラント治療を行うには充分な骨の量が必要だからです。

骨の量が不足している患者様に共通している状態

  • 歯周病の進行を長期間にわたり放置している。
    歯周病の進行を長期間にわたり放置していると、骨の量が大幅に少なくなってしまいます。
  • 入れ歯を長期間使用している。
    入れ歯を長期間にわたり使用していると、入れ歯の大きな力が歯肉や顎の骨に加わり、骨の量が大幅に少なくなってしまいます。
  • 上顎の歯を長期間にわたり失ったまましている。
    上顎の歯を失った状態が長く続くと、上顎洞が骨を吸収して拡大してしまい、その結果、上顎の骨の量が大幅に少なくなってしまいます。

骨量を増やす手術

患者様の症状や顎骨の状態にもよりますが、骨量が少ない場合は、骨誘導再生法(GBR)ソケットリフト法(上顎洞底挙上術)・サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)などの骨の量を増やす手術を先に行うことがあります。
※治療期間を短縮するため、インプラント手術と同時にこれらの骨の量を増やす手術を行うことも多くあります。

インプラント埋入~歯冠取り付け

インプラント埋入~歯冠取り付け

インプラント埋入手術

インプラントを埋め込む手術には、1回法と2回法があります。
治療する部位やインプラントの種類や本数、また顎の状態により選択が異なってきます。インプラントのヘッド部分を露出させて埋め込む1回法は通院回数が少なくなるという利点があります。
インプラントが骨と結合した後にアバットメント(土台)を取り付けるための再手術を行う2回法はインプラントを完全に歯肉の内部に埋め込みますので、感染のリスクが少なくなるという利点と、歯肉の形態をより自然に作れるという利点があります。
治療に対する恐怖感が強い方は、笑気吸入鎮静法(笑気麻酔によるリラックス治療)や静脈内鎮静法(麻酔による睡眠治療)を行うことも可能ですので、インプラント治療の担当医にご相談ください。

どちらの手術も、それほど苦痛を伴いません。時間も肉体的疲労も一般的な抜歯治療と同程度とお考えください。
治療に対する恐怖感が強い方は、笑気麻酔によるリラックス治療(笑気吸入鎮静法)や麻酔による睡眠治療(静脈内鎮静法)を行うことも可能ですので、インプラント治療の担当医にご相談ください。

静脈内鎮静法(麻酔による睡眠治療)は現在行っておりません。

抜糸・固定期間(安静期間)

術後1週間程度で抜糸を行った後、骨とインプラントが結合するのを待ちます。結合するまでに要する期間は通常、上顎は4~6ヶ月、下顎は3~5ヶ月程度です。(インプラントの種類によっては上記期間を大幅に短縮することが可能な場合もあります)

骨とインプラントの結合確認

ペリオテスト

インプラントの骨との結合状態を正確に把握するためにペリオテストという装置を使用しております。
骨に埋まったインプラントの結合状態を客観的に判断するのは非常に難しく、結合に要する平均的な期間を目安として、感覚的に判断している歯科医院が多いのが現状です。結合していると思っていたのに、実際はまだ結合が不十分だったという事故が起こり得ます。
当クリニックではペリオテストで結合状態をチェックし、治療の精度を高めております。


仮歯の作製・調整

骨とインプラントの結合が確認できた後、印象採得(型どり)を行い、人工歯の作製を開始します。
印象採得(型どり)後、歯科技工所でまずは仮歯となる人工歯を作製します。仮歯を装着した後、実際にお食事などをして頂きながら1週間程度様子を見ながら仮歯の形態や噛み合わせを調整していきます。

※中間歯欠損など咬合状態が比較的安定しているケースなどは仮歯の作製を省略し、最終補綴物である上部構造体(セラミック歯など)を作製する場合もあります。

セラミック歯などの人工歯の製作・最終調整

仮歯の調整が終了後、仮歯の形態を参考にセラミック歯などの上部構造体の作製を開始します。
院内の歯科技工士が直接患者様の特徴(歯の色や形態・噛み合わせ・肌の色とのバランス・顔の形や唇の形とのバランス)のチェックを行い、お一人お一人に合ったオーダーメイドの上部構造体(セラミック歯など)を作製していきます。
さらにオールセラミック歯やメタルボンドセラミック歯に関しては、歯科技工士が患者様のお口の中で患者様のご希望される色に直接色を塗っていきます。
多くの患者様にとても綺麗なセラミック歯ができあがると好評を頂いております。

※標準的な歯の色をされている場合は歯科技工士による直接の色塗りは省略する場合もございますのでご了承ください。(直接の色塗りをせずとも自然で綺麗な色をしたセラミック歯を作製できるからです)



上記記事は、
吉祥寺セントラルクリニック

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